2011年11月12日土曜日

レンズが撮らえた幕末の日本

レンズが撮らえた幕末の日本
山川出版社

「幕末の日本」の写真がこんなにあったなんて。歴史好きにはたまらない一冊。歴史好きではない私にもたまらない一冊。



幕末~明治にかけての写真を解説付きで楽しめる本。
多数の歴史上の人物の肖像、当時の街並みなど貴重な写真が満載。

ところが、私は歴史アレルギー。
坂本竜馬や福沢諭吉・渋沢栄一など(みんな載ってます。)の名前は知ってるけど。
試験に出たら自信ない。
テストはしないでいただきたい。
私に歴史的考察は求めないでいただきたい。

でも、古いものを見るのが大好き。
正倉院展にもここ4年毎年行っている。
知識ないなりに勝手に想像するのが私の楽しみ。

ここに掲載されているのは、コスプレや時代劇の俳優ではなくみなさんホンモノ。
ちょんまげもヅラじゃない。
こんな貴重な本があったなんて。

ワイシャツ・蝶ネクタイに袴に刀というとてもシュールな方や
これは散切り頭すぎるだろうというお茶目な方もいらっしゃる。
叩かなくても文明開化の兆しがよくわかる。
誇り高きはずのお侍さんたちがなんだか気を抜いているように見える。
なんでだろうとよく見たら、袴がしわくちゃ。
襞がきちんと折り目正しい方が少ない。
それから椅子に深く腰掛け、後ろにもたれすぎているからだらしなく見えてしまう。
女の人の着物の着方もこんなに半襟見せるの!とびっくりしたり。
○○に似ている人あり・髪型すごい人あり・イケメンありといくら見てても飽きない写真が満載。

街並みもどこまで行っても電線や高層ビルがない。
本物の大八車・天秤棒。なんて素敵なんでしょう。

私にとって永久保存版の本です。

でも、やっぱり歴史の知識があった方がもっと楽しめるのかも。
勉強しなおそうかな?

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