2011年9月7日水曜日

婚活したらすごかった

婚活したらすごかった
石神 賢介著
新潮新書


ネット婚活、お見合いパーティーに参加した著者の体験記。





バツイチの著者は、ある日突然結婚がしたくなり、婚活開始。

まずは、ネット婚活。
月数千円の会費で登録し、プロフィールを掲載して、
交際を申し込んだり、申し込まれたり。
初対面で、CAにいきなりSMプレイを要求された。

お見合いパーティー。
一回ごとに申し込む。「医者限定」など色々ある。
値段も色々。人も色々。
ナンパ男もいれば、たかり女もいる。

結婚相談所。著者は申し込まず、経験者の談話。
あまりに消極的な男たち。

日本の男に見切りをつけ、NYの相談所に登録し、アメリカ人・もしくは大手企業駐在員に
狙いを定める女。

等など、面白エピソード満載。
&、著者の経験と反省に基づいた婚活マニュアル。


面白かった。
婚活パーティーに申し込んで、恥ずかしく思う著者。
なぜ恥ずかしいのかと考えてみれば、こういうシステムに頼らなければ、
相手を見つけられないという状況にプライドが削られたから。
知り合いに会っちゃたら恥ずかしいから。

気持ちは凄くわかる。
私だって初めは恥ずかしいだろう。
だけど、就職難・そして結婚難の世の中だもん。
こういう手段を利用してみんなで幸せになりましょう。

また、著者は、パーティーには中毒性があるという。
思い返して、反省して、次はもっとうまくやれるんじゃないか。
今度はこういう風に攻めてみようって思うんだろうな。

婚活中の人には是非読んでほしい。
異性としゃべるのが苦手という人には、ぜひ婚活パーティーに参加してみてほしい。
そこで異性としゃべる練習、異性の習性を知るいい機会と思ってほしい。

相手にされなくても、場数を踏めば、心に余裕ができるはず。

やっぱり、余裕がある人の方が持てると思う。

がんばれ、婚活者たち。

少子高齢化の解消のためにも!!

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