2014年6月26日木曜日

太らない生活 2014 (Number PLUS)



小さい頃からポッチャリだった私は、何度ダイエットに挑戦し挫折したか数え切れません。
そんな私が、この1年で-5kgも痩せたのです!
きっかけは「太らない生活2013」を読んだことでした。(その時のレビュー
「痩せる」ではなく「太らない」、すなわち現状維持しましょうという奥ゆかしい題名に惹かれて手に取り、自分の認識を改めたのです。
すぐに効果を求めるのではなく、将来を考え1年で-3.5kg程度痩せるつもりで頑張ろうと。
するとちょっとずつ生活を変えただけで、気づいたら自然に痩せていたのです。

自分では、
・昨年から無農薬野菜を配達してもらっているので、野菜を食べる量が増えた。
・ドレッシングも手作りするようになり、亜麻仁油・エゴマ油を使うようになった。
・夕食時のみ、お米を控える。(パンや麺、フルーツは食べている。)
が理由かなと思っています。

今年も「太らない生活2014」が出版されたので、迷わず手に取りました。
基本的には雑誌「Number」の別冊ですから、アスリートが登場したり、運動系のことが多く掲載されていますが、普段運動されない方にも参考になることが多いと思います。

インタビューでは、前田美波里さん、アンジャッシュの渡部、スキージャンプの葛西選手たちが、それぞれの「太らない生活」を紹介しています。
やり方は様々ですが、みなさん試行錯誤しながら、自分の生活スタイルや体調にあった方法を発見しているようです。
とは言っても彼らはプロ意識の高い方々です。
私のような隙あらば楽しようと考える怠け者には、ブラマヨ小杉の「太ってしまった生活」、痩せたのにリバウンドしてしまったやしろ優さんの「元成功者の懺悔」などの方が反面教師として参考になったのでした。

1週間のうち2日だけ普段の1/4のカロリーに抑える「5:2」ダイエット、
24時間のうち16時間何も食べず、残りの8時間は食べ放題飲み放題という「8時間ダイエット」
などの「ゆる断食」系のやり方や、角田光代さんの「ロッテルダムマラソン体験記」、基礎代謝の謎、遺伝子検査、と様々なダイエットに関する最前線が掲載されています。

一番参考になったのは「ごはんの300kcalとケーキの300kcalは本当に同じなのか?」という特集です。
キーワードは血糖値の上がり方。
糖質制限食が最近話題になっていますもんね。
低糖質を続けていくと体が慣れてしまい、肝臓が血糖を作り始める「糖新生」が活発になり減量効果が薄れることもあるそうです。

個人的には基本に立ち返って、運動と食事を少しずつ改善し継続していく正統派のやり方が一番のように思います。
また、痩せた人より太った人の方が長生きという説もありますから(参考:記事「太り過ぎは痩せよりも長生きする?」)、極端な方法に走らず、ダイエットもほどほど、食べ過ぎもほどほど、何事も「ほどほど」が一番なのではないでしょうか。

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