2013年11月21日木曜日

しろくまのパンツ

tuperatupera著
ブロンズ新社

しろくま、パンツ失くしたってよ。
 
 
 
 



「パンダ銭湯」があまりにも面白かったので、同じ著者のこの本、「しろくまのパンツ」を読んでみました。

「どこにいったんだろう」
しろくまさんが、パンツを失くして困っています。

小学生の時の修学旅行で、先生が「これ、誰のパンツだ~?」とパンツをつまみながら大声で叫んでいたのを思い出しました。
誰も名乗り出ることはなかったので、先生はしつこくしつこく叫んでいました。
「持ち主は後でこっそり先生のところへ取りに来なさい。」とでも言ってくれれば取りに行くかも知れないのに、と大人になった今はそう思います。
いえ、落とし主は私ではありませんでしたが。

「小学生」「パンツ」でもう一つ思い出しました。
水泳の授業が1時間目の日は、みんな家から水着を着て登校していました。
その中に、着替え用のパンツを忘れてくる子が何人かいました。
その子達は一日ノーパンで過ごしていたのでしょうか?
告白すると、私自身も忘れた経験があるのですが、その後どうしたのか、遠い昔のことなので全く記憶にありません。
ブルマでもはいて帰ったのでしょうか。

そうそう、しろくまさんのパンツの話でしたね。
しろくまさんは、どこでパンツを失くしたのでしょうか。
ねずみさんが心配して一緒に探してくれることになりました。

ねずみさんがしろくまさんに聞きます。
「今日はどんなパンツをはいていたの?」
「忘れちゃった・・・」
どうやらしろくまさんたら、今日はいたパンツを覚えていないようです。
でも、私はしろくまさんのことを笑えません。
今だって、どんなのをはいているか見てみないとわからないのですから。

縦じまのカラフルなパンツがありました。
「これしろくまさんのパンツ?」
「ううん、違う。」
「じゃあ、誰のパンツ?」
シマウマさんのパンツでした。
シマウマさんは体のしまだけでは飽き足らず、パンツまでしま模様にこだわるようです。

こうして二人はしろくまさんのパンツを探していきます。
すると、驚きの場所にしろくまさんのパンツがあったのです!!!

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「パンダ銭湯」のような衝撃的な内容ではないですが、笑いながら読みました。
ページに穴があいているので触ることもでき、1歳位の小さいお子さんから楽しめるいい本だと思います。
表紙の赤いパンツは脱ぐこともでき、破れたりなくした場合は80円切手で購入することもできるそうです。

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