2017年4月15日土曜日

世界の国で美しくなる!

♪苦しくったって~ ♪ しんどくったって~ ♪美人になるなら平気なのっ♪

とまこ 著
幻冬舎




本書は、美しくなるために世界各国を巡り、美容エステやマッサージなどを受けまくった体験記です。

タイで、M字開脚をしながら25リットルもの塩水を入れる腸内洗浄を体験し、天国と地獄を同時に味わったり、
ラオスでヨーグルトやら何やら塗りたくって薬草サウナに入ったり、
ドイツでまさかの混浴サウナに入ってしまい、裸天国を経験したりと、
著者のとまこさんは、次から次へと果敢にチャレンジしていきます。
ベトナムで、韓国で、トルコで、フィンランドで・・・
ホントに効くの?という怪しげな眉唾物から、極上の癒し系まで!

気持ちがいいものばかりではありません。
悶絶するほど痛いマッサージや、我慢大会か!というような熱さなど、美とは修行であることがよくわかります。

とまこさんは、何でもやってみよう!、楽しもう!、仲良くなろう!というスタンスで、不快なことも笑い飛ばしていきます。
その勇気とプラス思考、羨ましいなぁ。

へぇ、糸で産毛を抜く挽面(ワンミエン)ってそんなに痛いんだ。
インドの、眉間にゴマ油垂らすやつは「脳のマッサージ」と呼ばれて昇天するほど気持ちいいの?
それならやってみた~い。
耳掻き屋さんも痛くなくて気持ちいいんだ、なるほど。

小心者の私ができないことを、代わりに体を張って実験し教えてくれるように思えてきます。
ありがたいではないですか。

吐き出すほどまずいクロワッサンや、うっとりする参鶏湯を味わったり、怪しげな人物や面白い人に遭遇したりと楽しい旅行記でもあります。

やはり「美は1日にしてならず」、努力の積み重ねとお金が必要なんですね。
面倒くさがり屋の私も、少しはとまこさんを見習って努力しなくちゃと反省しています。

えっ、いくら努力しても土台が違うから無理だって?
あがくだけ無駄?
そんな事言うあなたは、女心がわかっていませんねぇ。
女は1グラムでも痩せたい、1ミリでも美しくなりたい ~例え誰にも気づかれないような些細な変化でも~ と願っている生き物なのですよ!

※ちなみに、写真に写る著者のとまこさんは、「えっ!もっと美しくなりたいだと!チッ!」と、舌打ちしたくなるような若くて美しい方でした。

※ドイツで受けたアロマオイルマッサージのセラピストが男性だったというのを読んで、友人の同じような体験を思い出しました。
バリ島のエステで受けた同じくアロマオイルマッサージでのこと。
パンイチで待っていると、現れたのは若い男性だったそうです。
驚き固まった状態で、うつ伏せ・仰向けのマッサージを受けたので(乳房まで!)、リラックスするどころか凝り固まり疲れたと言ってました。
とまこさんは、リラックスして受けられたようですが。

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