2016年11月7日月曜日

頸椎症、首こり、肩こりに! 山田朱織のオリジナル首枕 Plus (主婦の友ヒットシリーズ)


私の首痛顛末記。首まくら、オススメです
山田朱織著
主婦の友社
 



あれは10年ほど前のことでした。
跳躍力に自信があった私は、ある場所で助走をつけてジャンプしたのです。
そこは石畳の広場で、私はスカートにミュールという格好でした。
ジャンプしようとしたその瞬間、足元が滑り体が一瞬宙に浮き、地面に叩きつけられました。
その時、背中と後頭部を強打してしまいました。
誰かに強要されたわけじゃなく、むしろ皆が止めたにもかかわらずジャンプしたのですから、100%自己責任です。
その時からむち打ちのような症状に悩まされ、鍼灸院に通いながら何とかやり過ごしていました。 

そして2014年の夏、ある方から形も座り方も特殊な椅子を紹介されました。
姿勢が良くなり、首の痛みも改善するかもと期待を込めて、1週間無料で試してみることにしました。
その椅子と私との相性が悪かったようで、座り始めて23日で首が痛くてたまらなくなりました。
一番ひどいときは、立っていると1時間ほどで耐えられなくなり、2時間横になるというのを繰り返していました。
その椅子はすぐに返したものの、それ以降首の痛みがひどくなるばかりでした。
自分の姿を鏡で見ると、首が横にずれて、首の筋や鎖骨が左右でだいぶ違うのがわかります。
どうやら歪んでしまったようです。(今も歪んだままです。)
カイロプラクティック、整体、鍼灸院と掛け持ちをしても良くならず、それでもあちこち通いながら、一生このままだろうかと落ち込んでいました。 

そんなとき、本屋さんで目に飛び込んできたのが、本書の前に販売された「頸椎症、首こり、肩こりに!山田朱織のオリジナル首枕」です。
 

 
最初はこんなものでよくなるのか半信半疑でしたが、「巻くだけで首の悩み解消!」の文字に藁にもすがる思いで購入しました。 

「整形外科医であった父が考案し、母が手作りで作っていた」というものを著書が改良したオリジナル首枕が付録としてついています。 

ベルト状になった首枕を首に巻くと
・首の負担を軽くし、しっかり支える
・医療器具である頸椎装具とは違い、首が自由に動かせる。
・首まわりを温め、血流がよくなりコリや痛みが楽になる。
というのです。
 
さっそく巻いてみると、アゴクイされたように顎が上に上がる感覚になりました。
それまでの顎の位置が下に向きすぎていたようです。
違和感はありましたが、とりあえず装着していると、痛みが和らぎとても楽になりました。
それに、首が正しい位置に矯正される気がします。
肩こりも少し改善されました。
自覚はなくても肩が力んで上に上がっていたのが、首枕によって下に下がったおかげかもしれません。
これはいいと直感し、続けることにしました。 
首枕を装着してから、首の痛みが劇的に軽減されました。

でも、取り外しができるカバーは洗濯可能とはいえ、乾かしている間にも使いたい、傷んだり破れたりしたとき用に予備も欲しいと思い、もう一冊買おうとネット書店を覗いてみると、同じ著書のタオルを使った首まくらが紹介されている本を発見しました。
タオルなら毎日洗えるし、気軽に替えられると早速その本を購入しました。
 


こちらの本には、首の構造から首枕の利点までより詳しく解説されていて、タオルを折って自分で首枕を作るやり方も載っていました。
早速実践し、家ではタオル首枕、外出中は痛くなったら装着するために紺色の首枕をカバンに忍ばせています。 

そして最近、「首枕Plus」が出たことを知り、また購入したのです。
紺色の首枕より中綿のボリュームが増え、体格のよい人も使えるようにと本体が2㎝長くなっています。 

左から首枕plus、タオル首枕、ひとつ前の紺色の首枕

 
ずっとつけていると首の筋力が弱まってしまうので、症状が治まってきたらオンとオフを使い分けましょうとの注意書きがあります。でも私の場合、今でも痛みがあるので家では寝るときとお風呂以外ずっと装着しています。 

苦痛を軽減してくれたこの首枕。
私にとってはなくてはならない存在です。

姿勢が悪い方、肩こり・首こりに悩んでいる方にオススメします。

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