湊 かなえ著
文藝春秋
3人の女性の話が並行して順番に語られていく。
祖母と二人暮らしの梨花。
祖母は癌で入院、勤め先は破たん、手術費用に困り、お金を借りようとする。
伯父の建設会社で働いていて、お見合いで意中の相手和弥と結婚したが、なかなか子供ができない美雪。
公民館で水彩画を教えながら、和菓子やでアルバイトしているミスアカシアの紗月。
接点があるのか?
アカシア商店街を中心として最初は3人にどう接点があるのかわからなかった。
だんだんわかってくるけれど、えっとこの人はこの人のあれだから、ということは・・・とこんがらがってしまう。
でも、最後はきちんと収めてくれる。
少し重たいけれど、3人の「愛」が「青春」がぎゅっとつまってせつない。
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