2011年6月11日土曜日

月と陽炎

月と陽炎
三咲 光郎著  
早川書房




二人を切り刻み、魔王にささげた13歳の少年康平。
彼を更生させるためチーム康平が立ち上がる。
十数年後、更生の最終段階にある康平は、街で静かに暮らしていた。
しかし、康平の意志とは関係なく、事件が起き、犯罪に巻き込まれていく。


最初、残虐事件の犯人と更生という重い社会派小説かと思ったが、どうやらちょっと違う。
民営軍とか現実離れしたのが出てくると、戦闘マニアっぽくなってしまう。

ただ、真の更生ってあるのだろうか?
また、真に更生したとして、被害者家族は癒されるのだろうか?
難しく重いテーマですね。

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