酒井 順子著
幻冬舎文庫
1966年生まれの著者が青春時代を振り返ったエッセイ。
ワンレン・ディスコ・学ラン・竹の子族と懐かしさのオンパレード。
著者の鋭い視点で解説してくれる。
私にとって、ほぼすべてがビンゴの本でした。
かつての私とその友達の青春時代の解説書を読んでいるようです。
自分ではわからなかったもしくは考えたこともなかった事柄を解説してもらって、今更ながら「そうだったんだ」「なるほど」と思わせてくれました。
ただ一つ著者と私の違う点は、TDLでした。
はじめて行ったとき、別に、ミッキーファンでもなかったくせに、ミッキーやキャラクターたちと出会うと、テンションあがって写真撮ったりしてました。
だからと言って、頻繁に行ってたわけではないけど。
竹の子族については、私も、「盆踊り」「パラパラ」に通ずる日本の心があるなぁと思ってました。
私が現役で踊っていたころはそんなこと一つも思いもせず、原色てかてかの衣装も、なぜかはみ出しまくる化粧も、いけてると勘違いしてました。
(あんな安っぽい衣装でも、当時で1万円してた!)
冷静に分析できる著者の才能に脱帽です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
閲覧ありがとうございます。コメントしてくださったらうれしいです。