2013年9月20日金曜日

週刊新潮 2013年 9/26号

世界一の海上ラボ。地球科学者の「虎の穴」。地球深部探査船「ちきゅう」はすごいぞ!



9/18(水)に発売された週刊新潮。
トップは、窃盗未遂で逮捕されたみのもんたの息子について。
その他、「最近イスラム教に改宗する日本人が増えている」「愛犬・愛猫のガン闘病」など、読み応えのある記事が載っていた。

その中で、一番興味を惹かれたのが、科学作家の竹内薫氏による地球深部探査船「ちきゅう」の乗船探検記だ。

海のスペシャリストたちの研究団体である独立行政法人・海洋研究開発機構(JAMSTEC)の旗艦「ちきゅう」。
2005年に就航した総工費600億円の「ちきゅう」は、全長210㍍、高さ130㍍、幅38㍍、5万6752㌧・・・サッカーコート2面分の巨大な船である。
「ちきゅう」は、海上に停泊して海中にドリルパイプを降ろし、海底を掘り進んで科学調査をするために建造された探査船だ。

パイプの長さはときに数㌔にも及び、海上の船が動いたらパイプは大事故につながる。
そのため、海上で動かないことが重要だが、コンピュータを駆使して静止状態を保っているのだという。

この「ちきゅう」の夢は、地球内部のマントルに到達する、大地震の発生を直に観測する、そして海底の極限生物の探査・・・
今はまだ夢かもしれないが、読みながらワクワクしてきた。

誰もまだ見たことがないナマのマントル、熱くて酸素の少ない海底に棲息する生物。
SFの世界のようで現実味がないけれど、自分の足元のずっとずっと下の方に何かあるんだと想像すると楽しいではないか。

私が生きているうちに、マントルを採取できるといいなぁ。

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