西内ミナミ著
こぐま社
すぐに行動に移してしまうおばあさん。誰か~!このおばあさん止めて~!
小さな家で、おばあさんと猫が暮らしていました。
チューリップが見事に咲き、おばあさんは「私は花作りの天才だわ。」と自画自賛します。
その時!!!
おばあさんの頭の中で、何かがピカッと光ったのです。
「思いついたらその時に!私、花屋さんを始めよう!」
とすぐに花屋さんを始めてしまいます。
なんとアクティブなおばあさんなんでしょう。
おばあさんが台所で料理を始めると美味しいシチューが出来上がりました。
「私は料理の天才だわ。」
自画自賛したその時!!!!
またまたおばあさんの頭の中で、何かがピカッと光ったのです。
ヒラメキすぎのような気がしますが、「思いついたらその時に」がモットーのおばあさんですから、すぐにレストランを始めることにしました。
こうしておばあさんは、色々な方面に才能を発揮し、その度にピカッと閃いて行動に移すのです。
同居しているネコだって止めればいいのに、おばあさんのやることなすことにいつも賛成して応援してしまうのです。
そんなに才能豊かで行動的なら、もっと若いうちから色々始めていれば今頃は・・・というのは言わずにおきましょう。
どんどん行動に移すものですから、おばあさんはたちまち忙しくなり、やがてトンでもないことが起こります。
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展開が早く、あれよあれよという間におばあさんが凄いことになっていくので、えーっ!と言いながら面白く読みました。
幼稚園位の子供たちも、飽きずに楽しめそうないい本でした。
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