2012年7月11日水曜日

「砂糖」をやめれば10歳若返る!

「砂糖」をやめれば10歳若返る!
白澤卓二著
ベスト新書

若さをとるか、砂糖をとるか、それは究極の選択だ!!


いつまでも若くありたい、甘くておいしいものもたくさん食べたい。
そんな乙女たちに「どちらか一方を選べ」と選択を迫るのは酷ではないか。
欲張りな女は両立させたいのだ。
最近、老化の原因である「体の酸化」「体の糖化」が話題になっている。
若さと食欲を両立させるヒントにならないかとこの本を読んでみた。

砂糖・塩・油・には中毒性がある。
食べると落ち着く、幸せを感じる、もっと食べたくなる。
それは中毒だ。
その中で最もリスクが高いのは砂糖であり、日本人の9割以上が砂糖中毒だ。

そんな刺激的な内容から始まる本書。
それなら、私は砂糖中毒ではないか。
主食は玄米に雑穀、白砂糖は使わず黒砂糖を使用、と食事には気を使っているつもりだが、日々のおやつはかかせない。
お菓子なら、スナック菓子から洋菓子和菓子、何でもござれのつわものなのだ。
そして食べると幸せを感じる。
完璧にイカレたジャンキーだ。

著者は、そういった物質にはなぜ中毒性があるのかについてわかりやすく解説している。
そして、そんなジャンキーたちを救う方法も提案している。

キーワードは「ケトン体」と「キッチンルネサンス」。
要するに、血糖値を上げない食事に変えなさいという事だ。
血糖値の変動は「ペットボトル症候群」でも話題になったようにやはり健康にはよくないのだ。

また、本書でも一時期話題になった糖質を極端に制限する「アトキンス式ダイエット」 について触れているが、賛否両論あるので実行するときは注意した方がよさそうである。
その点、著者が考えた「白澤式ケトン食」は、色々な色をとる「レインボーフーズ」、精製度の低いものを食べる、野菜から食べ始める、と基本に沿ったやり方で、極端なバランスの崩れがないので安心できる。

あとは、実行力あるのみだ。
それが一番難しいのだが、健康のために、若さと美容のために、お菓子を一日おきにしようと誓った。

低炭水化物ダイエットについての参考記事

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